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社内プロジェクト「オムロン ゼロイベント チャレンジ」スタート

オムロンヘルスケア株式会社

2017年9月11日

オムロン ヘルスケア株式会社

全社員が毎日血圧を測り、適正な血圧値を目指す
社内プロジェクト「オムロン ゼロイベント チャレンジ」スタート

【ゼロイベントランチ例】

オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲)は、全社員が毎日血圧を測り、家庭血圧の基準である収縮期血圧135mmHg、拡張期血圧85mmHg未満にコントロールすることを目指す社内プロジェクト「オムロン ゼロイベント チャレンジ」をスタートします。血圧計を中心とする循環器事業の事業コンセプトに「脳・心血管疾患の発症をゼロにする(以下ゼロイベント)」を掲げる当社の社員自らが「ゼロイベント」の実現を目指し、全社員の適正な血圧値を達成するためのチャレンジで10月1日から開始します。

当社では、「血圧は病院で測るもの」が常識であった1970年代から家庭での血圧測定を提案し、家庭での血圧管理を医療関係者の方々とともに根付かせてきました。しかし、日本の高血圧患者は約4300万人*1ともいわれ、さらに、高血圧の重症化に起因した脳卒中や心筋梗塞などの脳・心血管疾患は依然として高い確率で発症しており、日本における死因の第2位が心疾患、第4位が脳血管疾患となっています。さらに、日本における要介護の原因疾患の第1位は脳血管疾患で、要介護5(最重度の介護を必要とする状態)の原因の1/3は、脳・心血管疾患となっています。

このようにこれらの疾患の発症は、生命の存続に直結する重大な疾患であるだけでなく、一命を取り留めたとしても、半身の麻痺や言語障害が残ることも多く、患者だけでなくその家族の生活の質(QOL)を低下させ、また、医療費の高騰にもつながる大きな社会的課題となっています。

この社会的課題の解決を目指して、当社では「ゼロイベント」を循環器事業のコンセプトとして掲げ、その実現に向けた商品やサービスの開発に取り組んでいます。

しかし、脳・心血管疾患の原因となる高血圧は“サイレントキラー”と言われるように自覚症状がないため、高血圧患者にとって、通院や服薬に加え、生活習慣の改善などを継続的に行うことは難しく、日本の高血圧患者のうち、降圧目標を達成できている人は、約13%*2に留まると言われています。

そこで、「ゼロイベント」実現に向けて、オムロン ヘルスケアの社員自らが、毎日家庭で血圧を測定し、測定結果に合わせて通院や服薬、高血圧の予防・改善のための生活習慣改善を継続して、適正な血圧値を達成するプロジェクト「オムロン ゼロイベント チャレンジ」をスタートします。本プロジェクトでは、オムロン ヘルスケア国内グループ全社員を対象として、2020年3月までに全社員の家庭血圧を基準値(収縮期血圧135mmHg、拡張期血圧85mmHg)未満にすることを目指します。

今後、10月中旬から実施する定期健康診断で測定した血圧値と、10月1日から始まる血圧測定推進週間で測定した毎日の家庭血圧の平均値から、社員を「正常」「低リスク」「中リスク」「高リスク」の4グループに分類します。これにより、健康診断時は正常でも家庭では基準値を超えているという仮面高血圧の社員を見つけるなど、定期健康診断だけでは発見できない高血圧リスクを把握することが可能となります。そして「正常」以外のグループに分類された社員に対しては、それぞれの分類に応じて、高血圧に関する基礎知識の習得、生活習慣改善に向けたモチベーションの醸成、産業医や保健スタッフとの面談や受診勧奨などの働きかけを継続的に実施していきます。これにより、全社員の血圧値を適正値化し「ゼロイベント」を実現していきます。また、本プロジェクトの実施過程では、行動変容の実施・継続における阻害要因やその解消方法などのノウハウ等が得られると考えており、今後の商品、サービスの開発に活用していきます。

今回のプロジェクトの開始に先立ち6月から、全社員に通信機能付きの血圧計を配布し、家庭血圧の測定を始めました。また、同時に本社社員食堂で高血圧改善のための減塩ランチ「ゼロイベントランチ」をメニュー化するなど、プロジェクト開始に向けて取り組みを開始しています。今後も、高血圧への関心を高めるための勉強会や生活習慣改善に向けて運動習慣を促進する企画など、様々な施策を継続的に実施していきます。

*1 高血圧治療ガイドライン2014
*2 高血圧改善フォーラムホームページ

【オムロン ゼロイベント チャレンジの概要】
■目標
全社員の家庭血圧を基準値(収縮期血圧135mmHg、拡張期血圧85mmHg)未満にする
■実施期間
2017年10月~2020年3月
■参加社員数
654名(8月31日現在)
■実施内容
① 毎日、朝晩の家庭血圧を測定し、習慣化する。
② 家庭血圧と定期健康診断での血圧測定結果で参加者をリスク別にグループ化する。
③「正常」「低リスク」「中リスク」「高リスク」のグループ毎に、生活習慣改善指導や受診推奨などの働きかけを実施する。
④ 血圧測定や高血圧改善・予防のための生活習慣改善の実施率の向上および習慣化に向けた動機づけ支援企画を継続的に実施する。
⑤ 上記①~③を繰り返して、全社員の家庭血圧を基準値未満にする。

【プロジェクト開始前における家庭血圧測定実施の結果】
本プロジェクトの開始に先立ち6月24日から血圧計を配布し家庭血圧の測定を開始し、8月31日現在までに、全社員の約98%にあたる645名が参加を表明しています。

また、血圧計を配布した6月24日から7月7日までの2週間をテスト期間として血圧測定実施したところ、家庭血圧の平均値が基準値を上回っている参加者が75人いました【図1】。  
参加者の朝の血圧平均値が「収縮期血圧117.4mmHg、拡張期血圧76.9mmHg」、晩は「収縮期血圧113.7mmHg、拡張期血圧72.1mmHg」となり、いずれも基準値を下回る結果となりました【図2】。 
さらに、性年代別の平均値では、男女各年代で日本人の平均値を下回るとともに加齢に伴う血圧上昇が少ないことがわかりました【図3】*3。
*3 分析対象者:期間中、分析に必要な6日間以上のデータがあり、かつ16年度秋の検診結果がある400名

【図1】家庭血圧の状況 ※添付画像参照
テスト期間中の家庭血圧値の平均値が、基準値を上回っている参加者が75人いました。

【図2】全体の平均値 ※添付画像参照
測定結果の全平均において、収縮期血圧、拡張期血圧ともに家庭血圧の基準値(収縮期血圧135mmHg、拡張期血圧85mmHg)を下回りました。

【図3】性年代別でみた日本人平均値との比較 ※添付画像参照
男女、各世代(30~60代)において日本人の平均値を下回りました。また、加齢に伴う血圧上昇幅が狭いことが確認できました。

【ゼロイベントランチ例】 ※添付画像参照
■グリル 塩麹のゴマダレセット
 小鉢  ・揚出豆腐野菜あんかけ
     ・イカと蓮根の酢の物
     ・キャベツのカレーコンソメスープ
 カリウム量 1516mg 
 塩分量   3.3g