こどもとIT
D2Cのファミリーデーに、プログラミング教育ツール「PETS」が登場!
2017年9月5日 06:00
8月25日(金)、デジタルマーケティング事業を主軸とするD2Cグループ本社(東銀座)で、社員の家族を招待し、様々なレクリエーションを行うファミリーデーが初開催されました。その時の様子を簡単ですがご紹介します。
ファミリーデーは午前と午後で二部構成となっており、第一部のメインは、会社見学です。訪れた子ども一人ひとりに、名刺と名刺入れを作ってあげました。
自分の名刺に、それぞれ思い思いにシールなどでデコレーションしたら、社内のスポットを家族で巡り、そのスポットに立っているD2C社員と名刺交換をします。スタンプラリー形式で、最後のスポットに行くとお菓子がもらえるというものでした。一通り名刺交換が終わったら、楽しいランチタイムに突入です。
お腹も満腹になったところで、いよいよ第二部のプログラミング体験会に突入です。
今回利用したプログラミング教材「PETS(ペッツ)」は、いろいろな方向のブロックを背中に挿し込んで、命令された通りに動くプログラミング学習用のロボットです。マス目が書かれたシートの上を、スタートからゴールまで、時には障害物をよけながら目指します。木のぬくもりを感じさせるかわいらしい筐体は、子供たちがはじめてプログラミングに触れるときには、こんな形がいいな、と考えて作られたそうですよ。
そんなPETSを私がなぜ選んだかというと、パソコンもスマホもタブレットも使わず、体感的に楽しめるので、全くの初心者でも、きっと親子で楽しめると思ったからです。実際、プログラミングとは縁遠い私でも、遊ぶことができましたから。
ファミリーデーに参加した親御さんたちは「プログラミング教育=難しい」と思っていたに違いないと思います。ただ、始まってみたらどうでしょう。親子で一緒になって、次はどうやって進めたらいいか? 新しいコースを作ってみようか? など、予想以上にはまってくれたようでした。
これが本当にプログラミングなのか? そう思った方々もいるとは思います。しかし、プログラミングって、ソースコードをガリガリ書いてパソコンに向き合うだけではない、ということを私自身もプログラミング教育界隈の方々に教えていただいたので、そのマインドを参加した家族にも知ってほしかったのです。
自分で差し込んだブロックでロボットを動かすことにより、試したことがすぐに動きとして反映される。もしそれが失敗だったとしても、繰り返しやり直す。そうすることで、「想像力」「問題発見力」「問題解決力」「論理的思考力」「自律的行動力」が幼いころから身に付くのって、すごいですよね。いつか、このPETSというプログラミングツールを使って子ども向けにイベントをやってみたいなと思っていたので、このファミリーデーはちょうどいいチャンスでした。
ワイワイガヤガヤやりながら、体験終了時間も迫ってきたので、子供たちに感想を聞くと、みな楽しかったようで、すごくいい返事が返ってきました。だったら、もっと家で楽しんでもらいたいと思い、その場でお借りしていたPETSを買い取って、希望者に持って帰ってもらおうってことになりました。(PETSを快く貸していただき、なおかつ買い取りのご判断も迅速にしていただきました株式会社for Our Kidsの渡辺登さんに、この場を借りて厚くお礼を申し上げます、本当にありがとうございました)。
まさかそんな事になるとは思っていなかったので、発表しながら、私もテンションかなり上がっちゃいました。会場の反応は……? ってそりゃあもう、騒然となりましたよ(笑)。
いずれ、この体験がきっかけとなって、プログラマーに就くお仕事をしたり、私が実行委員会として運営を担当している「アプリ甲子園」に応募してくれる子がでてきたら、担当者としては感慨深いものがありますね。デジタルマーケティングを本業とするD2Cだからこそ、今後も様々な形で子どもたちの可能性を拡げ、デジタル人材育成にも積極的に携わっていけたらいいなと思っています。