備えあれば憂いなし!誕生に立ち会うカメラの選び方
女子カメ Watchをご愛読のみなさん、こんにちは。そしてお久し振りです。「女子カメレッスン」を担当させて頂いている水咲奈々です。私事ですが8月10日に無事第1子を出産しまして男の子のママとなりました。初めてでわからないことだらけの子育てですが、愛らしい被写体がすぐ近くにいるという恵まれた環境になりましたので、今後はママカメとして我が子の写真をどんどん撮って行きたいと思います! そんななかで気が付いたことやオススメの撮影法、グッズなどをこちらで紹介しますので、お子さんがいらっしゃる方やお友達のお子さんを撮る機会などに、ぜひ参考にしてみてください!
一眼レフ、コンデジ、ビデオカメラはそれぞれ1台用意しましょう!
今回は機会としてはかなり少ないマニアックな内容になってしまいますが、出産時に病院に持って行くカメラについてお話したいと思います。私が入院時に用意したカメラは標準ズームレンズを装着したペンタックス「K-r」、ペンタックス「Optio WG-1 GPS」、オリンパス「XZ-1」、ソニー「HDR-CX590V」、そしてiPhoneと三脚でした。このように、何かひとつのカメラを選んで持って行くというよりも種類の違うカメラを数台持って行くことをオススメします。
まず一番使い慣れている一眼レフのペンタックス「K-r」は絶対に持って行こうと思っていました。主人も一番使い慣れているカメラなので、このカメラで出産時の様子などを撮影してもらいました。入院中に一番活躍したのはこの一眼レフでした。
次に明るいレンズのコンデジのオリンパス「XZ-1」は、枕元に置いていつでも撮れるようにするための常用カメラとして使用しました。病室とはいっても一眼レフカメラを出しっ放しにするのは防犯上も問題があるかなと思いましたので。また、オート撮影に設定すればカメラに詳しくない方に渡してシャッターを切ってもらう場合にも戸惑われないのでGOODです! ペンタックス「Optio WG-1 GPS」は防水のタフネスコンデジなので、水に濡れた手でも雨の中でも撮れる万能サブ機として持って行きました。
出産を機に購入したソニーのハンディカム「HDR-CX590V」は、入院中の沐浴実習の時に息子がモデルとなったのでその様子を撮れて大活躍しました。iPhoneのカメラは広角なので狭い病室でも撮りやすく、こちらも気軽に撮影したりその写真を送って出産報告ができたりしたので便利でした(個人病院だったので病室内での携帯の使用が可能でした)。
出産の時の荷物というのは意外と多くて減らしたくなってしまうと思うのですが、歩いて入退院する方は少ないと思います。家の車やタクシーで移動する可能性の方が高いでしょう。でしたら、思い切ってカメラ用にバッグをひとつ追加してしまいましょう!
その際に絶対に忘れてはいけないのは充電器です。入院中はお見舞いや母子同室の場合は慣れない赤ちゃんのお世話で充電を忘れがちですが、せっかくのシャッターチャンスを逃さないように電池はいつも満タンにしておきたいですね。逆にいらなかったのは三脚でした。三脚を立ててまでじっくり撮影をしている時間はさすがにありませんし、お見舞いに来てくださった皆さんも赤ちゃんを順番に抱っこして写真を撮るので「みんなでチーズ!」という場面はありませんでした(笑)。
機会としてはかなり少ないマニアックなお話でしたが、ご自分でなくても周りの方が出産する際にカメラについてのアドバイスを求められたら、ひとつの経験談として思い出してみてください!