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ここまでのおさらい&休載のお知らせこの連載も、もう第20回まで進みましたね。カメラの基礎の露出補正の使い方から始まって、最近はジュエリー撮影のレッスンまで。みなさんの写真の腕前もかなりアップしたことでしょう。 ここで、今までのレッスンを簡単に振り返ってみましょう。
Lesson 1 露出補正を使って自分好みのイメージの写真を撮りましょう!
露出補正は見た目通りの明るさに調節するお堅いだけの機能ではなく、自分のイメージを表現するための機能です。自分の好みの明るさに、暗さに調節して色々なイメージの写真を撮ってみましょう。
レンズの広角側を使って被写体に近付いて撮ると遠近感が強調されて迫力のある写真に! ズームレンズだからといって安易にズームしないで自分が近付いて撮ると新たな発見があります。
カメラの画像仕上げ設定と露出補正をコントロールして、明るくて爽やかなムードのほんわかした青空の写真を撮ってみましょう。
Lesson 4 ホワイトバランスはイロイロ遊べる“フィルター”!
ホワイトバランスを使って写真に色味をプラスして遊んでみましょう。例えば白い花を「白色蛍光灯」のホワイトバランスで撮るとガラっとムードが変わります。
Lesson 5 いまさら聞けない写真用語『被写界深度』ってな〜に?
何気なく使っている写真用語ですが、「絞り」「レンズの焦点距離」「被写体までの距離」の3つで決まる『被写界深度』について、改めておさらいしてみましょう。
「ぜ〜んぶ写したい欲」を捨てて着目ポイントを決めて撮ってみましょう。特にテーブルフォトではスタイリングから主役を決めることが重要です。
大口径レンズでボケを考えながら撮ることで写真の引き算を覚えましょう。被写体とボカしたい背景との距離と言う大切な要素の勉強もしましたね。
被写体と光の関係はとても重要です。光が被写体に与える影の影響を勉強したら、まずは逆光で光に透ける花びらなどを撮ってみましょう。
マイナスの露出補正で赤を、画像仕上げ設定で彩度を上げて青をこってりと撮ってみましょう。赤は大人っぽく、青は南国っぽいイメージになりますよ。
日の丸構図を避けて、レンズの広角側を使って広がりを感じられるような画にしてみましょう。カメラを少し傾けて演出してもOK。シャープな画像を得るために三脚は必須です!
Lesson 11 おうちで使えるレフ板を手作りしちゃおう!
100均で購入できる材料を使ってテーブルフォト用の白・銀のミニレフ板を手作りしてみましょう。ふたつあると両サイドから囲むように照らせて便利です。
他の魚よりもちょっとだけのんびりと泳ぐクラゲは水族館撮影の初心者さんにオススメの被写体です。ストロボは使わないでムードのある写真を撮ってみましょう。
Lesson 13 メインディッシュを手早く美味しそうに撮る!
料理の盛られている白いお皿が見た目よりもほんの少し明るく見えるくらいまでプラスの露出補正をして、一番美味しそうな部分にグッと寄って撮りましょう。
キメキメのポートレートもステキですが、撮られ慣れていないお友達を撮る時は圧迫感を与えないようにファインダーを覗かない撮影法にチャレンジしてみませんか?
ドルチェは単体で撮るよりも周りのカップや小物を構図に取り入れるとムードのある写真になります。斜めのラインを意識しながらスタイリングをして撮ってみましょう。
Lesson 16 女子のための三脚レッスン part1 〜各部名称編〜
風景や夜景などを撮らなくても実は重宝する三脚。テーブルフォトの撮影にはなくてはならない機材だったりします。そんな三脚の各部名称と選び方を教えちゃいます。
Lesson 17 女子のための三脚レッスン part2 〜三脚の立て方編〜
三脚を持ってはいても使い方は自己流…という方も多いはず。この回では正しい立て方を順を追って解説しています。実際に三脚を立てながら読んでみて下さいね。
Lesson 18 女子のための三脚レッスン part3 〜雲台の選び方&正しい使い方編〜
三脚講座の最終回は3WAY雲台と自由雲台の違いを知って、自分の撮影スタイルにはどちらの雲台が向いているかを考えてみました。それぞれの雲台の正しい使い方も確認しましたね。
60mmのマクロレンズを使って被写体に思い切って近付いて一部分を切り取る撮影法と、絞り開放ばかりで撮らないために絞ってボケ量を調節することを勉強しました。
60mmのマクロレンズを使って奥行きのある指輪をステキに撮る方法を勉強しました。ダイヤのきらめきとサイドのデザインを表現できるように絞りを考えて撮りましょう。
これらのレッスンは別々のようで実は繋がっています。爽やかな青空を撮るときはレンズの広角側を使って広がりを出すようにして、ブレ防止のためにも三脚を正しく立てて使って欲しいし、おウチでアクセサリーを撮るときは一番見せたい主役の部分を決めて、マクロレンズで寄って撮ってみると面白いでしょう。そしてこのような微調整が大切な撮影では3WAY雲台が使いやすいです。 …ね? ひとつひとつのレッスンを積み重ねることで、撮れる物・できることがグーンと広がるのです! 常に基礎に縛られていては面白くありませんが、「知らない・できない」が多いと撮れる写真がワンパターンになってしまって、いずれ写真がつまらなく感じてしまうかも知れません。そんなことにならないために、これからもみなさんと色々なレッスンをして行きたいと思っています! さてここで、この女子カメレッスンについてふたつのお知らせがあります。 まずひとつめですが、私事で恐縮ですが2012年7月に第1子を出産予定のため、産休&育休としてしばらく休載させて頂きます。これまでこの連載を読んでくださったみなさん、本当にありがとうございます。 そしてふたつめは早くも復活予告です(笑)。休載明けには新装開店としましてリニューアルして更にパワーアップした女子カメレッスンをお届けすることになりました! それまではLesson 1〜20のおさらいをしつつ、自分好みの写真をどんどん撮って、基礎と個性を磨きながらお待ちくださいね♪ (2012/7/25)
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