私の場合、手紙やちょっとした贈り物を渡すとき、プリントした写真をメッセージカード代わりによく使います。カラフルなペンでデコるほどのことをしなくても、そこにひとこと手書きするだけでそれほど手抜き感も出ず、十分メッセージカードとして役だってくれて結構便利なのです。
私は決して文字はキレイなほうではなく、残念ながらむしろかなり下手。それでもカード類は手書きでもらったほうが気持ちが伝わりやすいし雰囲気も出るので、下手なりになるべく書くようにしています。
「写真ペン」は、そんな写真プリントや、年賀状や暑中見舞いなどの写真つきポストカードに文字を書くときに便利な専用ペン。文房具の老舗メーカー「サクラクレパス」の商品です。
写真ペンは、基本的には油性マーカー(油性アルコール系染料)で、形も片方が「細」、もう片方が「極細」のツインタイプ。見た目はふつうの油性マーカーとほぼ同じです。
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「写真ペン」のパッケージ。写真プリントや、写真つきポストカードに書き込むときに最適 |
両端に「細」と「極細」のペン先がついた一般的な油性マーカーと同じつくり |
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「細」のペン先 |
「極細」のペン先 |
もともと、写真のプリント面には文字は書きづらいので油性マーカーで書いていましたが、写真ペンはインクの乗り方がよりスムーズで、濃く書けるのが特徴。文字の周囲のインクにじみもなく、表面をよく見ると「こってり」しています。一般的な油性マーカーで書いたものと比較してみると差がわかります。
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上段が「細」、下段が「極細」の太さ |
左が写真ペン、右が一般的な油性マーカー。濃さの違いやインクの乗り方の違いがわかる |
銀塩プリントにも、インクジェットプリンターで印刷した面にもスムーズに書け、写真の裏面でも問題なし。ただし、基本的には油性マーカーなので写真の裏面に書き込むときにあまりじっくり力を入れて書くと表面に透けてしまいますし、書いた面をゴシゴシこすれば薄くはなりますが、一般的な使い方なら大丈夫。
ふつうの油性マーカーが120円程度なのに対して写真ペンは200円なのでちょっと高めではありますが、写真に書き込む機会が多いなら、手書きをよりスムーズにしてくれるアイテムとしておすすめです。
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プリントした写真への書き込みや、写真をカード代わりに使いたいときのメッセージ書きに便利 |
インクの表面に光沢感があるので、乾くとプリント面とよくなじんで見える |