第3回「BIC PHOTOでショルダーストラップをゲット〜」

今回は、池袋のカメラ専門店「BIC PHOTO」で、高宮葵さん(右)と葉月さくらさん(左)がショルダーストラップ選びに挑みます。さくらさんの自作デコレンズキャップにも注目

カメラを持って写真を撮りに行きたい! そんな時は、カメラを気軽に身体にかけていられるショルダーストラップも重要。撮りたいシーンに出会ったら、すぐに撮影できる体勢に入りたい、という人達には必須のアイテム。

そんなショルダーストラップ、使い勝手はもちろん、デザインなどにもこだわりたい! というカメラ女子達に送る今回は、葵さんのお友達である葉月さくらさんがゲスト。新しいショルダーストラップが欲しいという彼女に葵さんがアドバイスをしちゃいます!

連載第3回にして(ようやく?)アウトドアな展開の女子カメトーク、始まります!

ショルダーストラップは心強い“おとも”!

さくら:やっぱりショルダーストラップって重要だよね。

葵:そうだね。カメラを肩にかけておくと、撮りたいものがあったとき、すぐに手に持って、撮影できるのが強いよね。特に街中のスナップとかだと、いちいちバッグからカメラを出していられないし。

さくら:カメラ持って外に出るなら、やっぱりショルダーストラップ!……と、前フリが終わったところで(笑)、できればかわいいストラップが欲しいんだけど……。

葵:やっぱり街に出るならカメラアクセサリーでもオシャレしたいよね−。 服や場所に合わせたストラップにこだわるのも大事だよね!

さくら:カメラアクセサリーが地味〜だと、写真撮るときも気分が盛り上がらないし……。

葵:そうなっちゃうよね(笑)。気分を盛り上げるためにも、かわいいストラップ選びがかかせない!そんなわけで、今回はビックカメラさんの姉妹店「BIC PHOTO」さんでショルダーストラップを探してみましょう!

さくら:ところで、葵ちゃんはどんなストラップ使ってるの?

葵:私が使ってるのは、Acruっていうところのショルダーストラップ。大阪のメーカーさんなんだけど、ハンドメイドですっごいかわいいんだよ! 前に写真イベントに行った時に出張出展してて、そこで買ったんだけど、ストラップ選びのコツを色々アドバイスしてくれたり、その場で私に合った長さに寸法を調整してくれたりして。

葵さん愛用のAcruのショルダーストラップ。実店舗は大阪にありますが、ネットからも買えるそう

さくら:へぇ〜、いいな〜。私もそういうの見つかるかな?

葵:見つかるといいね! 私も一緒に探すから、かわいいの見つけようね!

ショルダーストラップ選びのポイントとは?

などと話しながら、二人は池袋のBIC PHOTOに到着!

カメラ雑貨と写真の専門店「BIC PHOTO」。一見、雑貨店のような雰囲気はビックカメラ既存店舗のイメージを覆しています

さくら:わっ! すごいね、カメラグッズいっぱい置いてある〜。ほら見て見て、アルバムとか、フィルムカメラ向けのグッズもある! 現像もできるんだね。

葵:商品充実してるねー。内装もかわいいし、イイ感じ! これなら欲しいストラップが見つかるかもね。

さくら:女性向け店舗だから当然だけど、女性のお客さんがいっぱいいるね。それに販売員さんも女の人ばっかり。これならカメラ女子も入りやすいかも。

葵:なんかアットホームな感じがするね。想像してたよりも、全然入りやすいよ。あ、男性のお客さんもいるみたい。オシャレな雑貨屋さんみたいな雰囲気だね。

年の瀬ということで、店頭には年賀状受付POPが。写真プリントや現像も受け付けています
トイカメラやフレーム、アルバムなど、写真を楽しむためのグッズがズラリ。ディスプレイも凝っています
マスキングテープやハンコなど、デコり派(?)にはうれしいグッズも充実

さくら:これなら欲しい商品もすぐに見つかりそう。じゃあ、さっそく……

葵:うん。ストラップ探しだね。さくらちゃんが欲しいの見つかるといいねー。

ストラップ売り場も大充実。思わず目移りしちゃいます

二人はさっそくBIC PHOTOがお気に入りになった様子! 販売員さんに迎えられて、店内へ。カメラ関係のグッズやアクセサリ、パーツなど多くの商品が並べられ、驚き半分、嬉しさ半分の様子。

葵:じゃあ、ショルダーストラップ選びのコツなんかを伝授するね!

さくら:はい!センセイ、よろしくお願いします(笑)。

葵:ショルダーストラップはね、私も色々使ってるんだ〜。見た目はもちろん大事だけど、選ぶときにはやっぱり使い勝手をまず見た方がいいかも。私が今使ってるのは、さっき話したAcruのストラップなんだけど、これは革製で、身体にい〜いカンジにフィットするから、ズレたり擦れたりしにくいんだよね。今は冬で厚着だからいいけど、これが夏とかだったら薄着の上にショルダーストラップをさげて歩かなきゃいけないから、へたすると擦れて肩が痛くなってきちゃう。つけ心地を選ぶのはかなり大事。

さくら:うんうん、なるほどねー。

葵:つけ心地を確かめるには、当然だけど、実際に身につけてみるのがイチバンなんだよね。その点、BIC PHOTOさんのイイところは、商品のサンプルがたくさん展示してあって、素材やつけ心地を確認できること!

さくら:これはたしかにイイねー。

店内のサンプル展示コーナー。ここでショルダーストラップの素材やつけ心地を、実際に触りながら確かめることができます。うしろには身につけた姿を確認するための姿見も!

葵:お店の商品はみんなケースに入ってたり、パッケージ越しにしか確認できないってお店、多いでしょ。販売員さんに言えばケースから出してくれるのかもしれないけど、けっこう言い出しにくいし、なんか「買わなきゃいけない!?」ってカンジになるのがいやだし。やっぱりこうやって出しておいてくれて、自分で勝手に試せるのがイチバンだよね。

さくら:ねー!

葵:で、選び方の話に戻るんだけど、自分が使うカメラやレンズとのバランスもあるよね。重いカメラやレンズを持ち運ぶんなら、さっき言った身体とのフィット感とかをなるべく重視したほうがいいよね。あとストラップの太さかな。細いのとか太いのとか、色々あるけど、太いほうが肩にくいこみにくくて、重さを感じにくいと思う。

さくら:長時間つけてると違いが出てきそう。

葵:あ、見て! ショルダーストラップの長さが書いてあるよ。145cm以上あるとゆったり斜めがけできます、だって。ストラップの幅も書いてくれてるし、すっごい行き届いてる。

さくら:へー!書いてくれてるんだ、便利だね!

葵:ストラップの長さって、たいていはどこのメーカーもパッケージに書いてあるけど、ときどき、パッケージに長さが書いてないメーカーがあるんだよね。その点BIC PHOTOは、そういうパッケージに情報がないメーカーのストラップも、ここに長さが書いてあるんだね。とっても親切!

ストラップ売り場には、ストラップ選びのポイントが掲示されていて、初心者も安心。パッケージにサイズの記載がない商品についても、フォローが書いてあります

さくら:本当! 特に初めて来た人とか初心者の人だと、何センチ以上だと斜めがけできるのかすらわからないから……。

葵:まあ、ひとことで斜めがけといっても好みもあるしね。「私はもう数cmくらい余裕が欲しい!」って人もいるし。カメラ屋さん的に「斜めがけっていうとこれくらいですよ」って想定してるのと、自分の好みとは違うから。あとは、夏場と冬場の服装の違い。例えば私の場合は、コートを着たまま斜めがけすることが多いから、そうなると夏の薄着のときと、分厚いアウターを着てる冬のときでは、ストラップの長さも変わってくるし。

さくら:そうなると、やっぱりサンプルで試すのが一番だね。

ショルダーストラップ購入に悩んでいたさくらさんも、BIC PHOTOさんの細かい気遣いに思わずニッコリ。

ストラップを気分で変えるのは?

本当にたくさんの種類があるショルダーストラップ。カメラ女子としては気分によっての付け替えも検討したいところ

葵:デザインだけど、やっぱり服装に合ったものが良いよね。普段自分が着ている服もそうだし、あとはカメラで撮りに行くときの服装も考えないと。普段よりはちょっとアクティブな格好になることが多いじゃない? それらを無視してショルダーストラップだけ選んじゃうと、悲しいことになるね。

さくら:そうだねー。ストラップと服があわないと、やっぱりアンバランスになっちゃうし。となると、ストラップをその日の服装や気分によって変えていくのもいいかなー。今日は明るい赤系の色にしよう!とか。あとはブルーで落ち着いた気分……とか。「さあ、これから撮影するぞー!」って気持ちを切り替えられるのは、すごく大事だと思うんだ。

葵:そうだね。私は、ひんぱんな付け替えを重視すると、留め具がプラスチックバックルのような脱着式になってるタイプが便利な気がしていたの。今日はコレにしよう!って思ってショルダーストラップを変えるとき、簡単に変えられるじゃん? ただ、カメラに詳しい人に聞くと、「あの取り付けは不安!」っていう人も多くて。

さくら:あ、なんとなく分かる!プラスチック製だもんね。

葵:それに、わざわざお手軽な脱着方法にしなくても、ストラップを普通に取り替えればいいかなとも思う。というのは、「カメラ入門」的な本を読むと、撮影前にちゃんとAFが機能しているか確認しましょう、とか、レンズがちゃんとキレイか確認しましょうとか、色々書いてあるよね。撮影前には、しっかりとした準備が必要ですよ、っていうのがメーカーさん推奨の使い方で。 それなら、そういう準備のときに、ストラップを付け替えるくらいのことはやってもいいかなって。

さくら:そうかもね。準備して、その中で「今日はどのストラップにしようかな?」っていう手順が入るってことだよね。

さくら、選びます

葵:で、さくらちゃん、気に入ったのはあった?

さくら:あ、このストラップ、気に入ったんだけど、パッケージに長さが書いてないね。

葵:壁の一覧表にもないね。販売員さんに聞いたら分かるかな? えーと、長さを教えてもらってもいいですか?

販売員さん:はい、かしこまりました。

販売員さんは、すぐにカタログを開き、ものの数秒でパパっと答えてくれた

葵:スゴイです。聞いたらすぐに教えてもらえるって、すごい助かる!

販売員さん:ちなみにこのストラップは、長さ調節が無段階でなく二段階ですね。

さくら:なるほど〜。…うーん、これ、実際につけてみたいけど、サンプルがないみたい。

葵:これって、試着できます?

販売員さん:できますよー。今開けますね。

さくら:すごい! 実際の商品を試させてくれるんだ!

葵:姿見もあるよ!全身映るから、バッチリ試せる!

販売員さん:どうぞー。

さくら:ありがとうございまーす。じゃあ、ちょっと試してみるね。

葵:うん!

販売員さんに開けてもらったショルダーストラップをさくらさんが受け取り、葵さんが手伝って実際に付けてみることに。カメラへのストラップの取り付け方でまごまごしていると、販売員さんが笑顔で取り付け方を教えてくれた。これはカメラ女子はもちろん、カメラ初心者の男性にとっても嬉しいポイントかも?

パッケージから取り出してもらいました。取り付け方も懇切丁寧に指導。葵さん、販売員さんに役目を取られちゃったかも?

さて、実際にカメラにショルダーストラップを付けて、さくらさんが鏡に映してみると……。

さくら:あ、これいいかも。裏地が違うガラになってる。

葵:みたいだね。これがチラッと見えるとかわいいかもしれないね。

さくら:面白いねー。これちょっと気に入っちゃった。

ストラップの長さは、数字だけ見るとちょっと短めかな?と思いましたが、実際につけてみるとちょうどいい感じ。白とピンクの模様が服装とカメラにもバッチリ合っています。ストラップの長さを縮めれば首掛けもOK?

他にもかわいいショルダーストラップがたくさんあり、迷いに迷うさくらさん。しかし、だんだんと欲しい商品を絞り込んでいきます。

さくら:このレースとかかわいい。こういうワンポイントは大事にしたいかな。リボンもいいね、これなんかブルーで爽やかでイイ感じ!

葵:それ、この連載の第2回のときにも言った(笑)! ちょっとしたワンポイントが女子の心をガッチリ掴んでくれるんだよねー!

さて、最終的にさくらさんが選んだショルダーストラップは3つ。

さくら:これは某メディア社さんとのコラボ商品だけど、女子カメ Watch的にはいいのかな?(汗)。

葵:今回はさくらちゃんが欲しい!と思うショルダーストラップをガチで選んでいこう!という企画なので、ぜんぜんアリです!

さくら:えーと、じゃあコレ(笑)。

最終的に絞り込んだ3つの中から、さきほどパッケージから出して試着した「MARK'S×カメラ日和」のストラップをチョイス!

葵:気に入ったのがあって良かったね!私も嬉しいよー。

さっそくお買い上げ。もちろんビックカメラのポイントもつきまーす

さくら:あ、ちなみに……。ビックカメラのポイントカードって使えるんですか?

販売員さん:はい。大丈夫ですよ。ビックカメラ系列なので、ポイントカードもご利用いただけます。

さくらさんは選んだショルダーストラップを持って、ワクワク気分でお会計! 無事、ストラップを選び終わり、満面のスマイル! ついでにポイントも付いちゃって、お得な気分ですね。

ビックカメラオリジナルインナーバッグにもトキメキ

さくらさんのショルダーストラップ選びも終わり、今日の用事はおしまい……と思った瞬間、葵さんから黄色い歓声が。

葵:あ、待ってさくらちゃん、ほらこれ見て!

さくら:どうしたの? あっ!カメラバッグ?

葵:そうそう! 前にデジカメ Watchのニュース記事で見たんだけど、ビックカメラ社員のカメラ女子がみんなでアイデアを出して作ったカメラバッグなんだって。

葵さんが目を付けたのは、ビックカメラオリジナルのインナーカメラバッグ!

さくら:これすごくない? カラバリ結構あるよね!?

葵:そうそう!しかもリバーシブルなの! 内側のガラって、ひっくり返すとまた違う気分で使えちゃう。それにほら、タグ! ここがいい!

さくら:カラーによってタグも違ってるんだ!こういうポイントにこだわってるトコもわかってるねー。これはちょっと、ぐっときたかも〜。

葵:コストのことを考えると、普通ならぜんぶ同じ色のタグにすると思うけど、アイデア出しをしたビックカメラ女子社員さん達がこだわったのかもね。

外はトート、中は巾着の2層構造で、トート部分はリバーシブル。前回の女子カメトークで考えた理想のバッグに近く、葵さんも驚き&歓喜! ワンポイントとなるタグも魅力的
タグの絵柄は、リボンがついたカメラというかわいらしいもの。また、本体バッグのカラーによってタグのカラーも異なるというこだわりよう
手持ちのバッグにもすっぽり入りました

葵:欲しいよね!?

さくら:欲しい! これは買いだね! ついでにこれもお願いします!

ビックカメラさんオリジナルカメラバッグに、二人はすっかり目を奪われてしまった様子。二人揃ってご購入〜。

二人揃ってバッグを購入、ほくほくです。さくらさんは買ったばかりのストラップを早速使用中

さくら:BIC PHOTOさん、私すごく気に入っちゃっいました! アットホームな雰囲気に、優しい販売員さん。どこをとってもカメラ女子に優しいお店になってます! カメラ関係で困ったら、ぜひぜひ、行ってみてください!

葵:販売員さんに女性が多いのもポイントですね。カメラ初心者で、なにか買うときにアドバイスが欲しい……そんなカメラ女子は、ぜひ行ってみてください。女性の販売員さんが、手取り足取り、色々教えてくれちゃいます(笑)。

ショルダーストラップ選びに悩んでいたさくらさんも、気に入ったショルダーストラップが見つかって、これからの撮影が楽しみですね!

講師を務めてくれた葵さんも、BIC PHOTOさんの親切な対応に心をぐっとつかまれたみたい。これからカメラを始めたいというカメラ女子のみなさんはもちろん、カメラをすでに持っている人も、カメラ用品に困ったらぜひともBIC PHOTOさんに行ってみたらいかがでしょう!?

楽しいショッピングを堪能した第三回でした!

(2011/12/22)
高宮葵
イベントコンパニオン/フォトモデルを本業としつつも、フォトイメージングエキスポ、オリンパスブースでの仕事をきっかけにデジタル一眼レフカメラを購入。以来、女子が楽しむカメラ、「女子カメラ」の普及のため、あちらこちらで活躍している。現在、職業カメラマンの"親方"に連れられて様々な撮影現場に潜入し、勉強中。ブログは「高宮葵の夕霧亭」。トーク第2回に出演してくれた管香織さんのWebラジオ「管香織のなんでもとんちんかん」12月13日回にゲスト出演しているので、そちらもチェック!