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プラネタリウムの新たなカタチ? コニカミノルタ×PS VR「VirtuaLink」を体験

6月26日、東京ソラマチに集団体験型VR施設「VirtuaLink」がオープンします。集団体験型、と聞くと俄然気になるところですが、どのような施設なのでしょう。

東京ソラマチ

正式名称は「コニカミノルタ VirtuaLink in 東京スカイツリータウン」で、運営はプラネタリウム機器の製造およびプラネタリウム運営を行うコニカミノルタプラネタリウム株式会社。プラネタリウム向けの映像ノウハウを豊富に持つ同社がソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)から技術協力を受け、PlayStation VRを用いたVRアトラクションとして構築したのが「VirtuaLink」となります。

「星空はみんなで楽しむもの」と考えるコニカミノルタによるVirtuaLink最大の特長は、PS VRを用いて最大50人でバーチャル空間を共有、マルチプレイが可能なこと。その第1弾コンテンツ「VR SPACE ADVENTURES ワンダーポット」が今月から東京ソラマチで楽しめるようになります。

「VR SPACE ADVENTURES ワンダーポット」は、ペアになったプレイヤーと協力して様々な課題をこなしていくゲーム型のコンテンツ。

宇宙空間に浮かぶ宇宙船をイメージしたという座席
多くのプレイヤーによる同時プレイが可能です
インストラクション用のディスプレイが用意されています。このディスプレイを挟んで隣り合った座席のプレイヤーはペアとなり、協力してゲームを進めます。PS VRのトラッキング用のPS Cameraも見えますね
VRアトラクションというと、ヘッドセットの装着からナビゲーションまで、係員が付きっ切りでアシストすることが多いですが、VirtuaLinkは最初にヘッドセットを装着するところから全て、ディスプレイに表示されるインストラクションを頼りに自分だけで行う仕組み。SIEが協力という事もあり、かなり洗練されている印象
性別と星座の選択が終わると、CGのマスコットキャラクター二人が登場。加えて、人間のナビゲーターがやるべきことなどをリアルタイムで音声ナビゲートします
ゲーム中の操作は、選択などの操作をしたいオブジェクトに顔を向けるだけ。また、ペアになったユーザーのアバターが視認でき、顔を向けている方向もわかるため、ペアのやりたいことを「慮って」操作するシーンも出てきます

ゲームの操作自体は難しいものではありませんが、ペア相手や他のプレイヤーが何をしているかに気を配ることが重要になってくるゲーム性です。カップルでデートの際などには、相手をうまくリードすることで信頼感が醸成できる……かもしれません。

今回はゲーム自体や進行がやや慌ただしく、せっかくの美しい宇宙の映像をじっくりと鑑賞する暇がないのがやや残念かも?と思えましたが、映像の美しさ、50人での同時プレイなど、そのポテンシャルを活かした以降のコンテンツ展開にも期待がかかります。

なお、VirtuaLinkは7月中にはダイバーシティ東京にも展開するとのことです。

施設名称
コニカミノルタ VirtuaLink in 東京スカイツリータウン
住所
東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ イーストヤード5階
営業期間
2017年6月26日(月)〜2017年11月末予定
営業時間
10時〜21時
料金
1名さま1500円(税込)
※12歳未満は利用不可