FINANCE Watch
日本ユニシス、地銀4行から有価証券システムのアウトソーシング

  日本ユニシス(8056)は、群馬銀行(8334)、常陽銀行(8333)、八十二銀行(8359)、山梨中央銀行(8360)の4行から有価証券システムの共同アウトソーシングを受注した。日本ユニシスは4行のシステムの仕様を共通化し、2001年末までに順次サービスを始める計画だ。

  4行は“関東地銀業務研究会”を結成しており、今回の共同アウトソーシングは各社が独自に日本ユニシスのパッケージソフトを利用して有価証券システムを作っていた。

  今回はこれをインターフェースを含めて共通化。日本ユニシスはハードウェアの更新や運用費用を抑え込んで共通仕様を作り上げ、さらに同社の東京第1アウトソーシングセンター内に設置した共通サーバーを使って4行の業務を扱っていく予定。

■URL
・ニュースリリース
http://www.unisys.co.jp/news/NR_010227_outsourcing.html
・群馬銀行
http://www.gunmabank.co.jp/
・常陽銀行
http://www.joyobank.co.jp/
・山梨中央銀行
http://www.yamanashibank.co.jp/
・八十二銀行
http://www.82bank.co.jp/
・地銀を狙え~金融機関向けIT化がピークに、大手各社入り乱れてのデットヒート
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/29/doc1574.htm
・次期銀行システム検討でコンソーシアム~日本ユニシスと地銀
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/16/doc1057.htm

(市川徹)
2001/02/27 10:53