NEC(6701)は26日、任天堂(7974)の次世代ゲーム機「ニンテンドー ゲームキューブ」向けの半導体を生産する新工場をNEC九州(熊本市)の敷地内に完成、稼動開始したと発表した。総額800億円を投じたシステムLSIの新鋭工場で、8インチウエハー換算で月産1万枚の能力をもつ。
新工場はNEC九州の「第9拡散ライン」と呼ばれ、1999年末に着工していた。0.13マイクロ・DRAM混載プロセスに対応したシステムLSIの生産が可能。主として任天堂向けの0.18マイクロ・DRAM混載プロセス採用による高度な3次元画像処理が可能なシステムLSIを生産する。新ラインのクリーンルーム面積は8,300平方メートル。
■URL
・NEC
http://www.nec.co.jp/
・NEC、大津市に半導体新工場を完成~液晶ドライバICを量産
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/02/09/doc1963.htm
・NEC、上海・半導体合弁の能力を5割増強~350億円を投資
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/01/11/doc1619.htm
(沖野宗一)
2001/02/26
15:37
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