eラーニングシステム事業のスタディボックスは20日、日本経済新聞社、凸版印刷（7911）、日本IBMと資本提携し、インターネットを使った遠隔教育システム事業「日経スタディボックス（仮称）」を2001年7月から開始すると発表した。日経のビジネススクール講座をネット上で提供するサービスで、2003年までに100億円の売り上げを目指す。

　 日経が「日経ビジネススクール」のコンテンツをスタディボックスに提供し、凸版が販売促進面で協力、IBMがシステムを構築する。サービスは受講者が画面に専用パスワードを入力して自分の受けたい講座名をクリック、必修講座、リポート、小テストなどの項目を選んで課題をこなしていく仕組み。テストなどに回答すれば即採点され、受講中のグループディスカッションなど実際の授業に近い環境を実現したという。

　 受講料は未定だが、日経ビジネススクールの受講料（平均3万円）の3分の2から半額程度に設定の見込み。