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ナレッジマネジメントで協力~松下電器とジャストシステムなど

  松下電器産業(6752)、パナソニックITソリューション、ジャストシステム(4686)の3社は19日、ナレッジマネジメントソフトを共同で開発していくことで合意したと発表した。ジャストシステムの日本語処理・解析ソフト“ConceptBase”を核に、松下グループのソリューション技術を統合、業種にこだわらないソフトウェアを展開していく計画だ。

  ITを柱にして情報の習得や共有化、応用の仕組みを作り上げ、組織全体の知識レベルを高めるのがナレッジマネジメント。1997年に開発後、600社以上に採用されているジャストシステムのConceptBaseと、これに連携するソフト“GlobalDoc”をパナソニックITソリューションが開発する。さらに松下電器はハードウェアも含めたシステムを構築していく。

  ジャストシステムは文書や言語の概念検索を、パナソニックITソリューションは文書の管理にそれぞれ強みを持っており、連携することで企業の経営手法をも支援するソリューションが展開できる、としている。

■URL
・ニュースリリース
http://www.justsystem.co.jp/news/2001f/news/j02191.html
・ジャストシステムと日本ユニシス、メールの日本語解析で提携
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/02/14/doc1990.htm
・ナレッジマネジメントで提携~日立、ジャストシステムなど
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/19/doc741.htm
・企業ポータルソリューションシステムで提携~サイベースとジャストシステム
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/02/15/doc2009.htm

(市川徹)
2001/02/19 14:07