クリーク・アンド・リバー社（4763、C＆R社）とフォーバル（8275）は14日、企業情報に特化した映像データバンク会社「ディスクロージャーバンク」を15日付けで設立すると発表した。株式マーケットに関わる合併情報や事業提携などについて、映像によるデータを受けてテレビ局などのメディアなどに配信するもの。上場企業にとっては365日、24時間を通しての情報開示のためのインフラができることになる。

　 新会社は、情報通信システムに強いフォーバルとコンテンツビジネスのC＆R社が手を組むことで今後、増大が予想されるブローバンドインフラでのビジネスを推し進めるのが狙い。

　 このインフラを上場企業から発信される企業情報に焦点をあてたのが新会社。あらゆる企業情報を映像によって資料化し、さらに企業情報としてデータベース化して配信する。

　 ディスクロージャーバンクは資本金2億円で両社が折半出資。社長にはフォーバルの元営業開発担当部長だった臼杵正孝氏が就任した。本社は東京都港区赤坂に置き、2002年3月末までに上場会社1,000社から出資を受ける見込みだという。