ストレージソリューションのイーエムシー(EMC)ジャパンは6日、インターネットサービスプロバイダー(ISP)などに向けてインフラストラクチャー構築を支援する新プログラム「エックスエスペリエンス・プロバイダー・プログラム」をスタートさせる、と発表した。2000年10月に開始した米国に次ぐもので、情報インフラの設計や構築を従来に比べ大幅に短縮する、という。
プログラムは、ISPやアプリケーションサービスプロバイダー(ASP)、ストレージサービスプロバイダー(SSP)などを代表とするサービスプロバイダーに対し、EMCがIT関連インフラの構築体系やコンサルティングを提供するもの。プロバイダーにとっては短期間でのシステム構築とサポート、EMCからはプロバイダーとの関係を強化してビジネスに直結させる狙いがある。
米EMCの発表によると、日本を含むアジア・太平洋地域での売上高は2000年第4四半期(9-12月)で前四半期比2.3倍増の2億8,800万ドルを記録し、3四半期連続で3ケタの成長を続けている、という。すでに同エリアは世界の売上高のうちの10%を占めており、急成長する日本市場にも照準を合わせ、新プログラム導入を決めた。
■URL
・イーエムーシージャパン
http://www.emc2.co.jp/
(市川徹)
2001/02/06
18:53
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