富士通ビーエスシー(4793、富士通BSC)は、コンサルティングからシステム構築も含めたASP(アプリケーションサービスプロバイダー)事業に参入する。2月から各種のサービスメニューを用意し、「トータルサービスASP」として3年後には売上高30億円を達成させる。
同社はこれまで通信関連の課金システムや携帯電話への組み込みシステムなど一連のシステム開発を続けてきたが、これに加えてインターネットサービス事業も拡充。これまで蓄積しているノウハウを投入して、コンサルティングやシステム構築、運用も含めた総合的なASP事業を開始することにした。
まず、2月からホームページのアクセス状況をさまざまな角度から分析する“Webアクセスログ分析ツール”の提供からスタート。アクセスの時間や集中度合いなどを数値で出して、営業・経営支援に結び付ける。
さらに3月以降、グループウェア、ワークフロー、電話自動予約システム、eビジネスシステム構築、顧客管理システム――などを予定している。
■URL
・富士通ビーエスシー
http://www.bsc.co.jp/
(市川徹)
2001/01/30
11:26
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