セコム（9735）子会社のセコムトラストネットは、イントラネット向け電子証明書の発行サービスを2月から開始する。これまでのIDやパスワードに頼るだけでなく、PKIと呼ばれる公開鍵基盤技術を応用して企業や団体内のネットワークへ導入を図る。

　 サービスは、ネット上で重要なデータをやり取りする際、ユーザー自身のデジタル署名を第3者の認証機関が証明するもの。“セコムトラストネット認証局”が利用企業内に証明書発行管理者を選任し、管理者のもとで利用者リストを作成。リストをベースに認証局が本人であるかどうかを証明する。

　 セコムトラストネットは、すでに1999年6月から業務向けWebサーバーの証明書発行事業を行っており、今回一般向けに新サービスを開始することとなった。