家庭用ゲーム機「ドリームキャスト（DC）」のハード事業からの撤退を決めたセガ（7964）の株価は、25日午前も前日終値比200円 (13.61％)高の1670円につけ、ストップ高となった。黒字のソフトウェア事業に特化する方針が市場から好感されているもので、ストップ高は4日連続。

　 同社は24日、DC事業について「正式に機関決定されたものではない」とのコメントを発表したが、同時にハードの製造などについては「来期以降の構造改革」を改めて表明、事実上、マスメディアの撤退報道を追認する形となった。このため、24日には450万株強の買い物を残し人気化していた。25日午前は1590円で取引が始まり、一時1550円まで下げたがすぐにストップ高まで上昇した。午前の出来高は約9,84万株。