インターネットで企業投資情報を提供するアナリスト・ネット・ジャパンは、3月から本格的なビジネスを開始する。3月21日からネットでアナリストレポートを提供するサービスを始めるもので、公正中立なレポートでユーザーの満足度を高めるとともに、投資情報サイトをアナリスト育成の場として活用、勉強の場にもする考えだ。
事業は2月中旬に試験的な投資情報サイトをまず立ち上げる。レポートの対象は、同社の藤根靖晃社長がコンピューター・エンターテインメントの分野に詳しいことから、インターネットやゲーム関連などのハイテク株が中心。需要動向をみながら、徐々に銘柄数を増やし、事業が軌道に乗った段階で有料のサービスに移行する。証券会社に帰属せず、同社のアナリスト4人が分析する。サービス開始当初は無料。
同社は、2000年10月に日興ソロモン・スミス・バーニー証券出身の藤根氏らが中心となって設立された。資本金は3,000万円。従業員数は8人。
(塩谷麻樹)
2001/01/11
11:42
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