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日本ユニシス、ASP事業でJTBの出張管理システムを運用

  日本ユニシス(8056)は、同社のASP事業「asaban.com(アサバンドットコム)」上で日本交通公社(JTB)の総合出張管理システム「J'sNAVI for Web」を2001年3月から運用する。「asaban.com」の1メニューで、2000年8月に発表したアプリケーションホスティングサービス「Kiban@asaban」を利用して、JTBが事業を行う。

  「Kiban@asaban」は、ネット接続からアプリケーションサーバー、データベースサーバー、データセンターの運用など、ASP事業に必要な環境をすべて用意、機器や基本アプリケーション運用までアウトソースできるという。料金は月額制。このシステムを導入することで、JTBは電子時刻表と連動した最適な旅程の作成、出張申請から、切符の手配、精算の電子承認など顧客企業の出張業務をすべて電子化できるとしている。

  日本ユニシスの「Kiban@asaban」は現在、eバンキングや官公庁調達など約20社・団体の利用が内定している。同社は「asaban.com」のブランド戦略を強化し、事業を拡充していく構えだ。

■URL
・ニュースリリース
http://www.unisys.co.jp/news/NR_001225_asabanDotCom.html
・日本ユニシス
http://www.unisys.co.jp/
・日本ユニシスと北陸電力グループ、ASP事業で提携
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/09/doc979.htm

(塩谷麻樹)
2000/12/25 14:17