オン・ザ・エッヂ（4753）は、インターネットストリーミング関連事業を手がけるアクティビジョンの発行する新株1,000株を25日付けで取得、資本・業務提携することを決めた。取得金額は5,000万円（1株あたり5万円）、保有比率は33.7％と筆頭株主になり、エッヂの持分法適用会社になる。

　 アクティビジョンは、インターネット放送インフラの設計やインターネット放送の企画、制作、運営を手がける。日立製作所（6501）と共同実験放送している「アニメチャンネル」を毎日21時～21時45分まで放送している。

　 出資するだけではなく、同社にオン・ザ・エッヂグループのストリーミング関連技術を集約し営業協力していくほか、データホテルにおいてネットワーク技術・インフラを提供することでも合意している。

　 一方、オン・ザ・エッヂはコミュニティーサイトを運営するエムスタと、店舗クーポンサイトを展開するエムスタネットワークを傘下に保有する持ち株会社エムステーション・ドットコムの発行する新株3,000株も20日付で取得することを決めた。取得金額は1億5,000万円（1株あたり5,000万円）、保有比率は15.5％と15％を超えてはいるが、エムステーションの今後の資本政策によると2001年1月には15％を下回る予定になっており、持分法適用会社にはならない見通しのため連結業績に与える影響は営業取引のみになるという。

　 エムスタのシステム開発やメンテナンス、サーバー管理業務などをオン・ザ・エッヂが請け負う。