インターネットデータセンター(iDC)事業のメディアエクスチェンジ(MEX、東京都豊島区)は18日、東京・池袋のサンシャイン60ビル内に約1,000平方メートルのハウジングルームを新設、12月25日から稼働させると発表した。新施設は、同ビル10階の北エリアフフロア全体を使い、400基のサーバラックを収容する。これでMEXの同ビル内のハウジングルームは約1,400平方メートルと、現状の3倍規模に拡張される。
収容ラック数は150基から550基となる。同時に、同ビル10階の南エリアに新しい監視ルームやオペレーションルームなど約500平方メートルのスペースも確保、2001年春にオーンする計画。
今回の増設に合わせ、同社は国内のiDCでは初の「専用ハウジングスペース」も導入する。約70平方メートルの専用スペースを5ルーム設置し、顧客と契約する。ユーザーは、スペースを自由に利用でき、自社ラックの持ち込みも可能となる。同社は1997年5月にTTNet(東京通信ネットワーク)などの出資で設立、同年9月からハウジングサービスを開始した国内iDCの草分け。
■URL
・メディアエクスチェンジ
http://www.mex.ad.jp/
・CRC総研がデータセンターを大手町で稼動
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/04/doc1248.htm
・JENS、データセンターでAT&T、BTと提携
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/28/doc1187.htm
(池原照雄)
2000/12/18
15:32
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