富士通(6702)と米インテルは14日、インテルアーキテクチャー(IA)のサーバービジネス拡大に向けた「富士通IAソリューションセンター」を2001年3月に日本国内に設立することで合意した、と発表した。次期主力プロセッサーのひとつである「Itanium」アーキテクチャーにも範囲を広げ、エンタープライズクラスのシステムソリューションを行う。
同センターは、過去に富士通が蓄積してきたIAサーバーのアーキテクチャーノウハウを統合し、多様化するユーザーニーズ実現を支援するのが最大の狙い。当初は最新のIA-32アーキテクチャーに焦点をあてるが、順次、次世代アーキテクチャーItaniumへも移行していく。
スタート時点で100人のスタッフをそろえるほか、Itaniumプロセッサーのパイロットプログラムへの参加にも連動して拡大していく計画だ。
■URL
・ニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/jp/news/2000/12/14.html
・NECと米インテル、サーバー製品で包括的な提携に合意
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/09/20/doc469.htm
(市川徹)
2000/12/14
19:03
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