古河電気工業(5801)は11日、次世代光通信システムのWDM(波長多重伝送)関連部品の光源レーザーを現状の5倍に増産する。同社の千葉事業所(千葉県茂原市)で生産している光源レーザーを、来年3月をめどに月産4万個から同20万個に大幅に引き上げる。投資額は22億円。
インターネットの普及など通信の需要拡大を背景に、WDM分野の市場も急拡大しており、古河は関連事業の積極拡大に動いている。増産する光源レーザーは、電気信号を光信号に変換する光リンク向けの部品で、主に米国の光部品子会社に供給する。
■URL
・古河電工
http://www.furukawa.co.jp/index.html
・光関連好調で当期益は過去最高の420億円に~古河電工の今期単独
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/07/doc957.htm
・米の光部品子会社がNASDAQに上場~古河電工、純益上方修正
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/06/doc937.htm
(塩谷麻樹)
2000/12/11
11:39
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