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オラクル、e-ビジネス対応の新料金体系へ~2001年1月から

  日本オラクル(4716)は4日、インターネットビジネスに対応する価格体系「Eビジネスプライス」を2001年から導入する、と発表した。オラクル製品にアクセスする個人の人数や、プロセッサーの数によってなど、いくつかのライセンス設定を用意。ASPやBtoB、BtoCにも対応する。

  これまでの料金体系は、オラクル製品に同時に何人がアクセスするかで価格が決まる“同時ユーザーライセンス”方式や、特定のユーザーにアクセス権を限った“特定ユーザー無制限アクセスライセンス”などがあった。

  今回は、まずオラクル製品への使用権利が与えられている個人が何人いるかによって価格が決まる“指名ユーザーライセンス”と、ハードウェア単位のアクセスライセンスである“プロセッサーライセンス”を新設した。

  これだと例えばサーバーOSが変更になっても基本的な料金はかからず、システムの増強や更新などで有利だ、という。また、最小ユーザー数の場合、従来は5ユーザーで82万円だったDatabase Workgroup Server/UNIXが、5指名ユーザーで16万円にまで下がることになった。

■URL
・オラクルニュースリリースサイト
http://www.oracle.co.jp/news/
・瞬時にプロセッサー増可能~サンマイクロのCODプログラム
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/08/doc975.htm
・マイクロソフト、プロセッサーライセンスを導入へ~今秋から
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/09/01/doc308.htm

(市川徹)
2000/12/04 13:39