CRC総合研究所（9660）は4日、インターネットデータセンターを都内に開設し、今月から本格サービスを開始すると発表した。同センターは、東京都千代田区大手町に開設されたが、ビル名などの詳細はセキュリティポリシーの関係上非公開にしている。

　 センターの大きさは延床面積約5,300平方メートルで自家発電設備を備え、耐震基準もクリアしている。UPS（無停電電源装置）、入退館システム、ガス消化システム、24時間365日の有人運用監視サービスなどもも提供。さらに、利用可能キャリアはクロスウェイブ、MCIWorldcpm、NTT、TTNet、KDDI、日本テレコム、KVHテレコムと通信キャリアフリー環境を整えている。

　 提供するのは、通信機器やサーバーを設置する「コロケーション（ハウジング）サービス」、ISP・ASP・一般企業向けに幅広く対応する「プロフェショナル運用サービス」、構内LAN接続の「インターネット接続サービス」、ネットワークやセキュリティ等の構築についてコンサルティングする「ネットワークコンサル＆構築サービス」―の4分野のサービス。