包括提携した20社
|
|
|
|
左から、
宮内謙SBイーコマース社長
孫正義ソフトバンク社長
ラリー・ミューラ米国Ariba社長兼COO
渡辺邦昭日本アリバ社長
|
企業間(B2B)電子商取引プラットフォームを提供する日本アリバは28日、NEC(6701)や日立製作所(6501)、富士通(6702)、NTTデータ(9613)、住友商事(8053)、ドイツ銀行(8651)などシステムインテグレータや商社、金融機関など国内企業20社と出資を含む包括的な提携を結んだと発表した。各社の出資額は未定。
日本アリバは、米国Aribaの100%出資で設立されたが、10月20日にソフトバンク(9984)、ソフトバンク・イーコマースが第3者割当増資を引き受け、3社の合弁会社となった。今回の包括提携によるパートナーは技術面やマーケティング活動、販売など幅広く協業していく。
同日記者会見した孫正義ソフトバンク社長は「B2Bの日本のデファクトスタンダードになると確信している。アリバを使うと間接経費が平均28%削減できるといわれるが、それを実践するためにもソフトバンクグループ609社が真っ先に活用していくことにした」と述べた。
また、日本アリバ社長に就任した渡辺邦昭氏は「日本のほとんどの主要銀行がアリバのネットワークに接続することを表明しており、物流でも参画企業がまもなく固まるところで準備は着々と進んでいる」と語った。
日本アリバは、産業別のB2B市場を当初10市場構築することを計画しているが、そのひとつが27日に森ビルとソフトバンクが発表した建設取引市場の「CMnet」。ほかにも、NECなど5社と事務用品やOAサプライ品の「プレオマート」も構築している。
導入による効果例 |
プラットフォーム |
|
|
2001年度営業戦略 |
■URL
・日本アリバ
http://www.ariba.co.jp/
・ソフトバンク
http://www.softbank.co.jp/
・ソフトバンク・イーコマース
http://www.softbankec.co.jp/
・オープンな建設取引市場「CMnet」を構築へ~森ビルとソフトバンク
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/27/doc1164.htm
・ソフトバンクグループと米Ariba、B2Bプラットフォーム事業を共同展開(INTERNET Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2000/1020/ariba.htm
(別井貴志)
2000/11/28
15:05
|