日本ユニシス(8056)は、地方銀行の次期バンキングシステムを検討、検証するコンソーシアムを設立した。銀行へのニーズが多様化し、決済以外の分野にも対応する必要に迫られる今後の銀行システムに向けて新組織を立ち上げた。今後5年間に開発だけで300億円の投資を計画している。
新組織の「S-BITS(Succeeding Banking Information for Success consortium)」は、新しいバンキングシステムの共同研究や企画策定などを目的に発足した。日本ユニシスと同社の勘定系システムユーザーである秋田銀行(8343)、北越銀行(8325)、百五銀行(8368)、山梨中央銀行(8360)、紀陽銀行(8370)、大分銀行(8392)、鹿児島銀行(8390)などが参加を予定している。
S-BITSは今後、複数の検討部会を立ち上げ共通システム基盤をベースとする研究テーマに取り組んでいく。
■URL
・ニュースリリース
http://www.unisys.co.jp/news/NR_001115_S-BITS.html
(市川徹)
2000/11/16
10:50
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