日立製作所(6501)は、電子行政の未来を体感できるホームページ「将来夢(しょうらいむ)」を15日オープンした。ネット上で近未来の住民の引越しでのさまざまな申請・届出サービスなどが疑似体験でき、電子行政が実現する未来社会を分かりやすく紹介していく。政府は2003年度の早い時期に少なくとも中央官庁の電子政府化を実現する方針で、日立は専門のソリューション「Solutionmax for CyberGovernment」の売り込みに力を入れている。
「将来夢」には(1)未来を体験(2)未来を実感(3)未来を実現――の3コーナーを設置、(2)では、同社が2000年3月から東京・霞が関近郊に開設した電子行政ショールーム「CyberGovernment Square」をパノラマ映像で紹介している。利用者は擬似訪問ができ、マウス操作で視野を360度回転させて見ることができる。
同ショールームでは、ネットを活用した各種電子申請、転出・転入のワンストップサービスなどの業務アプリケーションを中心に、政府が推進する「電子政府」実現に必要なソリューションなどを提案している。
■URL
・「将来夢」
http://www.hitachi.co.jp/cgov/showlime/
・CyberGovernment Square
http://www.hitachi.co.jp/cgov/
・日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
(塩谷麻樹)
2000/11/15
11:41
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