NTTドコモ（9437）が14日発表した2001年3月期連結決算見通しは、売上高が4兆5,550億円（前期比22.5％増）、経常利益は6,650億円（同32.2％増）、純利益は3,470億円（同37.6％増）で、爆発的な人気を集めているiモードを追い風にして売上高、利益とも過去最高を更新する。今期末における契約数見通しは、携帯・自動車電話が3,500万件で前期比19.2％の増加。このうちiモードは前期比3.6倍の2,000万としている。

　 また、PHSについても177万契約で同22.9％の伸びを見込んでいる。唯一、ポケットベルだけは108万契約で前期比25％のダウンとなる見通し。

　 一方、9月中間連結決算は、売上高2兆2,2174億円（前年同期比25.8％増）、経常利益3,972億円（同19.5％増）、中間期利益2,175億円（同22.2％増）だった。今年9月に1,200万件を突破したiモードをテコに大幅な増益となった。