NTTデータ(9613)と東芝(6502)は14日、テレビ放送局の地上波デジタル放送化に対応するシステムを共同開発していくことで合意したと発表した。情報制御系を東芝が、情報処理系をNTTデータがそれぞれ担当して開発を進める。先手を打つことで地上波デジタルテレビシステムのトップシェアを目指す構えだ。
テレビ放送における地上波デジタルは2003年からスタートする予定で、設備の更新やシステム構築はこれから本格化を迎える。
そこで両社は、地上波デジタル放送対応のトータルシステムを共同で開発することになった。東芝が回線システムや送出システムといった情報制御系を、NTTデータはネットワークなどの情報処理系をそれぞれ開発する。
また、共同で開発したあとも製造や販売、保守、サポートまでを両社が連携して進めることにしている。
■URL
・ニュースリリース
http://www.nttdata.co.jp/profile/release/121114.html
(市川徹)
2000/11/14
16:59
|