富士通（6702）は7日、機能を追加したWebアプリケーションプラットフォーム「SUCCESS SERVER」を発売するとともに、中堅規模の需要に向けたWebソリューションを強化したと発表した。専用の開発環境をSUCCESS SERVERに加え、合計33種のソリューションメニューを提案して、早急に構築したいといったユーザーニーズに対応していく。

　 SUCCESS SERVERは、WebアプリケーションサーバーソフトとしてJavaなどの業界標準に合わせ、サーバーの自動運転や日常的な帳票類の印刷などにも細かく対応。今回はさらに開発環境の“SUCCESS SERVER J開発ツール2.0”も追加して生産性向上を図った。今後2年間で1万2,500サーバーの売り上げを目指す。

　 また昨年7月に発売したソリューションメニュー「@SUCCESSVISION」のうち、特にインターネット対応に必要な33種類のソリューションをピックアップし、各種機能を強化。製造、流通、公共、農水、文教、物流、医療など業種別に分かれ、ユーザーは希望のメニューを使い方にあわせて選ぶことが出来る。