シティバンクは、インターネットバンキング「シティダイレクト」で投資信託の売買が行えるサービスを開始した。取引の対象となるのは、シティグループ企業が運用する国内外株式から債券、短期証券などシティバンク専用の投信24本だが、順次拡大させていく予定。

　 投資信託の売買を開始するためには、まず投信専用口座を開設する。口座開設時に、運用目標やリスク許容度など顧客の資産運用に関するプロファイリングを行う。これをもとにして、顧客のリスクレベルに適した投信商品を提案していく。

　 シティダイレクトの登録者数は、現在17万人に達している。同行では、円や外貨預金の取引や残高、取引明細の照会などに加え、今回投信の売買サービスを加えたことで総合的な資産運用や管理が可能になったとしている。