ジャレコ（7954）は、30日に臨時株主総会を開催し商号をパシフィック・センチュリー・サイバーワークス・ジャパン（PCCWジャパン）に変更することを正式に決めるとともに、同社の社長にトッド・ボナー氏の任命した。またPCCWグループから提案された5人の新取締役の選任も承認した。

　 PCCWジャパンは、業務用ゲーム機器およびソフトの開発を行っているジャレコの事業を拡大し、ブロードバンド・インターネット技術を使った双方向コンテンツ・サービス「NOW（Network of the World）」の日本での開始に向けたプラットホームを構築。日本独自のコンテンツ収集と海外輸出も計画している。

　 「ジャレコ」の商標は今後も残り、ゲーム関連事業は「NOW Japan」のゲーム・ヴォータルの基盤となる。ジャレコのゲーム関連事業のオンライン化を急速に進めていく。

　 今後のスケジュールは、11月7日にPCCWジャパンがPCCWグループに対して新株6,071万4,916株を第3者割当増資のかたちで発行する。これにより、PCCWグループのPCCWジャパンに対する持ち株比率は約85％になる。