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2000年度上期のパソコン出荷は最高の625万台~MM総研調べ |
2000年度上半期(4―9月)の国内パソコン出荷は、半期として過去最高―。マルチメディア総合研究所が25日発表した調査結果によると、同期の出荷台数は前年同期比38.3%増の625万台と、それまでの最高記録だった1999年度下半期(613万台)を上回った。インターネット向けのほか、写真画像処理など多様なニーズで、個人、企業向けともに需要が活発化している。 タイプ別では、企業ユーザーの支持が高いノートが同41.0%増の313万台となり、低価格商品の需要が一巡したデスクトップ(35.7%増、312万台)を、半期ベースで初めて上回った。また、メーカー間の競争も激化しており、トップのNEC(6701)と2位の富士通(6702)のシェア差は、NECが25.9%に後退したため、前年同期の9.9ポイントから5.9ポイントに縮まった。店頭ルートを中心に販売しているソニー(6758)の躍進も続いており、シェアは7.5%と前年の6位から4位に上げた。ソーテック(6829)も前年の1.7%から3.8%に上昇、8位に食い込んでいる。 販売ルート別では、店頭が同49.8%増の302万5,000台と大きく伸びたものの、訪販ルートも企業のIT関連投資が活発なことから、29.0%増の322万5,000台と堅調だった。総出荷金額は、20.9%増の1兆1,120億円で2半期続けて1兆円を突破。しかし、1999年度下期(1兆1,634億円)の最高には届かず2番目となった。これは台当たりの単価が前年に比べ2万5,600円安い17万7,900円となったことによる。同研究所は、今年度下期の需要を同27%程度増の780万台と予測している。
●出荷シェアの推移
■URL ・マルチメディア総合研究所 http://www.m2ri.co.jp/ ・ノートパソコン中心に出荷、金額とも大幅増 第1四半期の国内パソコン出荷 http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/08/09/doc146.htm
(池原照雄)
2000/10/25
17:24
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3/30(金) |
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