FINANCE Watch
トップページに戻る  
記事検索
慶大、Linuxでキャンパスに大規模システム

  慶応大学は、日本IBMとレッドハットの協力を得てLinuxを使った大規模キャンパス・サーバーシステムを構築する。2001年4月から横浜市の日吉、矢上の両キャンパスのシステムを統合し15,000人の教職員や学生がサービスを受けることが可能になる。

  計画は、これまでの慶大のシステムがキャンパスごとに異なるケースが多かったことから、サーバーにLinuxを利用して統合することにしたもの。対象は基幹システム。日吉と矢上については、全くの独立システムであったことから日本IBMのPCサーバー「Netfinity 4500R」47台をベースにして、OSはレッドハットの「Red Hat Linux7J」を採用。これに最新技術を盛り込むことでLinuxによるエンタープライズサーバーシステムの構築が可能になった、という。

  今回の2キャンパスでは統合によって、共通のサーバーでのメールやファイルサービスを実施する。慶大では今後、ほかのキャンパスとの統合も計画しており、大規模システム構築を急ぐ計画だ。

■URL
・ニュースリリース
http://www.jp.ibm.com/NewsDB.nsf/2000/10192
・慶応大学
http://www.keio.ac.jp/
・レッドハット
http://www.redhat.com/jp/

(市川徹)
2000/10/20 16:25
3/30(金)
[特集] ご愛読に感謝~「FINANCE Watch」高アクセス記事集
[HOT] 契約流出招いた同業他社の誹謗中傷~東京生命破綻の内幕
[産業] NEC、グループのSCMを高度化~専門子会社設立
[ネット] セブン-イレブンがアリバのシステムを導入~グループのコスト削減狙う
[データ] 2000年の国内PCベースWS出荷が10万台突破~IDCジャパン調べ
[産業] コンテンツファンドをトータルプロデュース~C&RとJDC
[ネット] 地域密着ポータル「関西どっとコム」を設立~関西電力、博報堂など
[寄稿] 『瓦版一気読み』の連載を終えて
[連載] コラム 瓦版一気読み~最後の日「別れつらい」・・・
プライバシーについて | 編集部へのご連絡 Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.
本サイトの内容につきましては万全を期しておりますが、提供情報がシステム等に起因する誤りを含んでないこと、すべての事柄を網羅していること、利用者にとって有用であること等を当社及び情報提供者は保証するものではありません。
当社及び情報提供者は利用者等が提供情報に関連して蒙った損害ついて一切の責任を負いません。投資等の判断をされる場合は、他の資料なども参考にしたうえで、ご自身の判断でお願いします。