日立製作所（6501）、日立ソフトウェアエンジニアリング（9694）ジャストシステム（4686）の3社は、知識を再利用したり発掘する、いわゆるナレッジマネジメント分野で提携し、19日から順次、連携する各社のソフトウェアを発売する。今後はソリューションを開発するとともに、販売やプロモーションでも協調体制を作り上げる。

　 提携対象となるのは日立の統合型グループウェア・ワークフローソフト「Groupmax」とジャストシステムの概念検索技術である「ConceptBase Search」。これを連携する「ConceptBaseゲートウェイ for Groupmax」を製品化し、「ワークフロー知識管理連携構築サービス」を日立ソフトも加えた3社が共同開発。ワークフローで蓄積された多くの稟（りん）議文書や各種レポートの中から類似した案件を容易に検索し、スピーディーに審議できるほか、蓄積された情報を再利用することで、処理効率の向上も果たす。