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NTTデータと慶大が次世代ICカード開発でスクラム

  NTTデータ(9613)と慶応大学は18日、次世代ICカードの開発を目的とした共同プロジェクトを発足させた。Java言語でICカード用のアプリケーションが開発可能な、いわゆるJavaカードをベースに取り組みを進め、将来は同大学内で使えるキャンパスICカードとして実用化を目指す。

  高機能化が進むICカードは、発行時しかアプリケーションを書き込めないといった難点もあったが、近年は汎用的なOSをICカードに搭載する次世代型ICカードが登場してきた。NTTデータと慶大の共同作業は、その上で動くアプリケーションをJava言語で書くものを開発する。

  すでに慶大はNTTデータの開発した非接触ICカード入退室管理システムなどを実験研究室に導入しており、今後はそのICカードにJavaカード用のICチップを埋め込むことで、1枚のカードで両方の機能を実現させていく。また同大の湘南藤沢、矢上の両キャンパスでは先行的にJavaカード利用を計画している。

■URL
・NTTデータニュースリリース
http://www.nttdata.co.jp/profile/release/120918.html

(市川徹)
2000/09/18 16:36
3/30(金)
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