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既存通信周波数帯で最大3メガビット~三菱電機が電力線モデム技術開発

  三菱電機(6503)は、最大3メガビット(毎秒)の高速通信が可能な電力線モデムの基本技術を開発した。電波法による通信周波数帯(10キロヘルツ~450キロヘルツ)の範囲内での実現で、同社では「高速系ネットワークとキロビット(毎秒)クラスの低速系ネットワークを、同一電灯線上で共存させるのは世界でも初めて」と説明している。

  新技術は、OFDM(直高周波数分割多重方式)マルチキャリア方式を拡張して新しい通信方式を開発して実現した。データ送受信用キャリア(搬送波)を狭い周波数間隔で数多く配置し、これを同時に使用。周波数拡散方式と呼ばれる現行の手法に比べ、20倍以上もデータ伝送効率を上げた、という。

  三菱電機では2001年に製品化を予定。これを目指して電力会社との共同実験を進めていくスケジュールを組んでいる。

■URL
・三菱電機
http://www.melco.co.jp/

(市川徹)
2000/09/08 12:05
3/30(金)
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