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NEC、NTTドコモにW-CDMAの商用装置を初出荷 |
NEC(6701)は7日、NTTドコモ(9437)が2001年5月にサービス開始予定の次世代携帯電話システム「W-CDMA」の商用装置をドコモ向けに出荷したと発表した。今回出荷したのは、無線基地局装置(BTS)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、マルチメディア信号処理装置(MPE)で、一部装置については複数台の出荷となった。 NECは先に移動通信用交換機(MMS)も出荷しており、これによりドコモ向けのW-CDMA商用システムの主要装置全てを初出荷した。同社は、昨年4月にドコモから同商用システムを構成する主要ネットワークインフラ機器と端末についての開発・製造メーカーとして選定されている。 NECは、商用システムの量産を今年11月ごろから始める予定で、ドコモや欧州の通信事業者への出荷もこの時期から本格化する。システムの量産は、NEC東北、NEC埼玉が担当する。NECは昨年、独シーメンスとW-CDMAの開発やマーケティングを行う合弁会社を英国に設立しており、今後はグローバル戦略を加速、フィンランドのノキアや米モトローラなどと競いながら、世界で3位以内の事業規模を確保したい考えだ。 ■URL・NEC http://www.nec.co.jp/
(沖野宗一)
2000/09/07
14:17
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3/30(金) |
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