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3行統合の持株会社「みずほホールディングス」が9月29日に発足 |
東京証券取引所は28日、第一勧業銀行(8311)、富士銀行(8317)、日本興業銀行(8302)の3行の経営統合によって持ち株会社となる、みずほホールディングス(8305)の東証1部新規上場を承認した。上場予定日は9月29日。上場に伴う公募・売り出しは行なわない。 同社は、3行が商法364条に定める株式移転により設立する完全親会社で、設立は上場予定日と同じ9月29日付となる。完全子会社となる3行の東証での上場は9月22日で廃止(最終売買日は9月21日)される。 みずほの上場株式は、額面5万円の普通株式で、発行数は920万5856.53株。株式の移転比率はみずほ1株(額面5万円)に対し各行1,000株(同50円)。普通株式のほかに、子会社となる3行はそれぞれ優先株式を発行していることから、株式移転時にみずほによる10種類の優先株式が合計111万5,411株発行される予定。この優先株は、上場されない。株式移転期日である9月28日までに、3行が発行した優先株は普通株式に転換される可能性があり、そうなれば普通株式数は現在の予定よりも増加する。 同社は、定款では銀行、長期信用銀行、証券会社などの経営管理を行なう。3行による「みずほフィナンシャルグループ」は、顧客別、機能別に3行の横断的なビジネスユニット(BU)制を採用し、一体運営を行なっていく。 3行は、昨年8月に総合金融グループを結成することで基本合意、同年12月に全面的統合に関する契約が締結され「みずほ」の名称が決まっていた。 一方、3行は同日、みずほホールディングスの2001年3月期の連結業績予想について売上高に相当する経常収益が6兆5,000億円、経常利益が5,500億円、純利益が2,900億円と発表した。 ■URL・東証(新規上場) http://www.tse.or.jp/listing/newlylisting.html ・第一勧銀 http://www.dkb.co.jp/ ・富士銀行 http://www.fujibank.co.jp/ ・日本興業銀行 http://www.ibjbank.co.jp/ ・商法の一部改正(株式移転による完全親会社の設立) http://www.moj.go.jp/HOUAN/SYOUHO/refer01.htm
(別井貴志)
2000/08/28
19:52
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