松下電器産業（6752）と米インテルは8日（米国時間）、SDメモリーカードを搭載するオーディオ機器などの音楽配信管理ソフトを共同開発したと発表した。松下はすでに日本でこのソフトを採用した携帯プレーヤー2機種を投入、今後はSDメモリーカードによるデジタルVTRなどにも順次採用する方針だ。

　 開発したソフトは、インテルのコンテンツ保護技術を採用、全米レコード業界組合（RIAA）などが設定しているインターネット上の音楽配信の標準技術である「SDMI」に十分合致できるセキュリティーを実現したという。ソフトは携帯プレーヤーやデジタルVTRなどに止まらず、デジタル音楽配信でのプラットフォーム構築やパソコンでの音楽ジュークボックス管理にも対応する。