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マイナンバーを知りたいけれど通知カードがない? 住民票があるじゃないか

マイナンバーの記入やマイナンバーが記載された書類が必要になったけれども、マイナンバーカードや通知カードが見つからない。そんな人を住民票が助けてくれるというお話をします。

2015年秋にマイナンバーの通知が開始され、各世帯にマイナンバー通知カードが送られました。当時は会社に届け出るなど必要なシーンがありましたが、その後は使う機会もなく、どこにしまったかわからないという人も多いのではないでしょうか。

でも、マイナンバーが必要なシーンは、ある日突然やってきます。私は、海外のATMで現地通貨を引き出せるというプリペイドカードを作る際に、マイナンバーカードもしくはマイナンバー通知カードの提示を求められました。

マイナンバーが始まった当時、私はカードの申請までは行なったのですが、当時非常に混み合って待てど暮らせど届くことはなく、その後引越しがあって、申請が無効になってしまいました。

そのままマイナンバーカードとは縁がない生活をしていたのですが、通知カードは“あそこ”にあると確信していました。ところが、その場所にありません。そうなると見当がつかなくなり、家中を捜索する必要が出てきます。そもそも通知カードってどれくらいのサイズだったか、それすら覚えていないので難航します。

そこで助けを求めるように自治体のホームページを確認したところ、「急いでマイナンバーを確認されたい方は区役所または区民事務所の窓口で『マイナンバー(個人番号)記載の住民票の写し』をご請求ください」との記載を発見。

さっそく区民事務所に足を運び、通常と同じように住民票の写しを発行します。申請のための書類の記載事項の欄では、「マイナンバー」ではなく「個人番号」と書かれていますので、ここにチェックを入れて、住民票の写しの交付を受ければ完了です。個人番号が記載されたものを入手できます。

赤枠部分にマイナンバー(個人番号)が記されています

マイナンバーカードの発行はもとより、通知カードの再発行も時間がかかります。一方、住民票の写しは言うまでもなく、すぐに受け取れます。

住民票の写し発行の手続き等は、自治体によって異なるケースもないとはいえないので、居住する市区町村にて確認しましょう。またマイナンバーが必要な手続きについても、私は住民票の写しで事なきを得ましたが、対応していない場合もあるかもしれないので、各自確認してください。