超気になる「ARROWS Tab F-02F」に触れて
去年の年末からずーっと気になっているタブレットがあった。富士通の「ARROWS Tab F-02F」だ。年末にドコモショップで触れてみたら、あらまあ薄い!! しかも軽い!! そして表示がスゲく高精細!! さらにコレって防水なんですってよ奥様♪ 的に、その場で思わず新規契約しそうになったモンである。
しかし辛うじて欲望を抑えて年を越し、そろそろ「ARROWS Tab F-02F」への熱も冷めてきた今日この頃だった。が、「ARROWS × ケータイ Watch」の中の人が唐突に「ARROWS Tab F-02F」触ってみませんか? とか。えーっ。誘惑ぅ!? とか思ったが即座に「触りまーす♪」と積極姿勢を見せる俺なのであった。
そして実機に触れたら、あらま、ちょいと!! やっぱコレ欲しいわ欲し過ぎるわヤベーわマジで!! ......買うのか>俺? 買ってしまうのか>俺!? みたいな気分になった。
というわけで以降、「ARROWS Tab F-02F」に感じた魅力について少々書いてみたい。
薄くて軽くて電池長保ち
この「ARROWS Tab F-02F」はAndroid 4.2搭載の10.1型タブレットなんですけど、実機に触れてみてまず感じるのは軽くて薄いこと。サイズは長辺約261×短辺約169×厚さ約8.9mmで、質量は約519g。無理せず片手で持てる薄型軽量大画面タブレットって感じですな。
で、けっこー驚くのが電池の保ち。スペック的にはブラウザ利用なら15時間以上、動画再生なら13時間以上、音楽再生なら50時間以上も使える。これは内蔵バッテリーの容量が9600mAhと大きく、同時に富士通独自のモバイルセンシング技術ヒューマンセントリックエンジンにより徹底した省電力化が図られているからだ。
実際に「ARROWS Tab F-02F」を持ち出してガシガシ使ってみると......結論から言えば余裕で一日電池が保つ。たとえば「ARROWS Tab F-02F」のWi-Fiテザリングを使ってほかの端末をネット接続したり、空き時間に動画を観たり、あるいはちょくちょくウェブブラウザを利用したりし、午前中から夕方あたりまで使っても、バッテリーはまだ半分近く残っていたりする。
前述のように「ARROWS Tab F-02F」は薄め軽めなので、まあ雑誌かノートを携帯するような感覚で持ち歩ける。で、キビキビ動くタブレット端末として活用できる。さらにモバイルルーターとしても活躍してくれる。ん~ヤバい。既に欲しい。......買うのか>俺? 買ってしま(以下略)。
安心&便利な指紋認証
それから指紋認証。「ARROWS Tab F-02F」は指紋センサーを搭載していて、指紋によるロック解除やホーム画面切替を行える。で、これがヒッジョーに便利なのである。
こういった端末を使う場合、多くのケースで端末にロック(画面ロック)を施すと思う。暗証番号などのセキュリティーコードを設定して、ロック解除時にそれらのセキュリティーコードを入力する。画面に指で暗証番号やパスワードをタップで入力したりパターンを描いたり。
「ARROWS Tab F-02F」の場合、セキュリティーコードとしてユーザーの指紋が使える。ので、ロック解除時は、指紋センサーを押下して画面オンした後、そのまま指先をスライドさせれば、ロックを解除できる。ほかのロック解除方法よりずっとシンプルかつスマートそしてクイック。簡単にロック解除できるのだ。
また、安全性も高い。具体的には「ショルダーハック」されにくいんですな。ショルダーハックとは、パスワードなどのセキュリティーコードを入力する様子を「肩越しに盗み見る」というハッキング行為。原始的な感じだが、スマートフォンやタブレットに数字や文字列をタップ入力したりパターンを描いたりする様子は、けっこー人に見られがち。指でセキュリティーコードを入力する様子を悪意のある人に見られたら、シャレにならない危険さがある。
しかし「ARROWS Tab F-02F」の場合、指先で指紋センサーに触れるだけなので、上記のショルダーハックは起きない。安心♪ てなわけだ。クイックかつ安全にロック解除ができるのは、「ARROWS Tab F-02F」を始めとする指紋センサー搭載富士通製端末の大きなメリットだと感じている。
なお、指紋センサーはユーザー切替にも使える。たとえば家族みんなで「ARROWS Tab F-02F」を共用する場合、一人ひとりの指紋を登録しておけば、指紋センサーをなぞるだけで自分専用のスタイルへと切り替えられる(ファミリーモード時)。
表示が超キレイ!! テレビにもなる♪
画面表示のキレイさも「ARROWS Tab F-02F」の大きな特徴......というよりアドバンテージだ。前述のとおり、「ARROWS Tab F-02F」の画面は10.1型。なのだが、タブレット端末としてはトップクラスの解像度があって、フルHD解像度(1920×1080ドット)を遙かに上回るWQXGA(2560×1600ドット)というスペック。
なので、たとえばウェブブラウザでは文字が非常にクッキリと表示されて読みやすいし、Googleマップ表示のきめ細かさも抜群。写真も美しく表示される。あぁ~高精細ディスプレイってステキ~♪
それだけではない。動画がキレイ。たとえばネット上の動画などを再生すると、映像処理エンジン「Xevic(ゼビック)」により最適な色合い/輪郭補正/超解像処理がされ、WQXGA(2560×1600ドット)という高解像度が活かされる。ので、より自然&緻密な動画を鑑賞できるのだ。ネット上の高解像度気味の動画とか見ると、「ネット動画」の印象がずいぶん変わりますヨ!!
でも、さらに、それだけではない。「ARROWS Tab F-02F」はワンセグ/フルセグに対応。テレビになっちゃうのである。しかも「ARROWS Tab F-02F」上にフルセグ番組を録画することもできる。
そして防水防塵。なのでお風呂とかに持ち込んでテレビとして利用できるんである。本体フロントにはステレオスピーカーがあるので、音質もかなりのものだ。録りためた番組をお風呂でゆっくり観る、なんてことも現実的ですな♪
DLNA活用端末としても◎
それから、「ARROWS Tab F-02F」はDLNA連携(DTCP+対応)もデキる。つまり家庭内LAN内のDLNA対応ビデオレコーダーやPCやNASにある動画などのコンテンツを、「ARROWS Tab F-02F」で再生できるのだ。リビングのDLNA対応テレビで録った番組を、寝室とか浴室とかにて「ARROWS Tab F-02F」で観る、てなことが可能。
で、実際にやってみたのだが、これがまあキレイ。前述のとおり、WQXGA(2560×1600ドット)解像度があり、 ビデオレコーダーに録った地デジ番組なんかを再生すると、「えっ!?」と驚くほど高精細な映像が流れるのだ。すっご〜い♪
そっかー。「ARROWS Tab F-02F」はバッテリー長保ちで大画面でキビキビ動くタブレット端末というだけでなく、高精細テレビにもなるし、ネットワークコンテンツを楽しめる汎用的な端末にもなるのか~。ぐぬぬぬ~。俺の内部で「ARROWS Tab F-02F」欲が煮えくりかえっている!!
......買うのか>俺? 買ってしまうのか>俺!?
はい!! 買いましたッ!!
今、まさに俺は「ARROWS Tab F-02F」オーナーになったのであって、ウハウハでありイケイケでありイーヤッハァ!! という気分。さあさあさあ、使い込んで行きますよ~♪
てな感じの「ARROWS Tab F-02F」。モバイルで使っても家で活用しても、かな~りイイ感じで活用できるタブレットなので、画面大きめの最新タブレット欲しいナ~と考えている人はゼヒ、てか、絶対、チェックしてみてほしい。
(スタパ齋藤)