現在、ドコモは富士通製Android端末「ARROWS NX F-06E」を愛用中の俺。電池がヒッジョーに良く保つし、キビキビ速いし、指紋認証機能は実用的だし、非常に満足して使っている。控えよ~俺の最強に強まったARROWS NXであらせられるゼ~!! 的な。
とかヘラヘラしてたら「ARROWS NX F-06E」の後継機が出るとの話が!! え~っ後継機ぃ~もっとイイ機種ぅ~!? え~え~え~俺の「ARROWS NX F-06E」を追い越したりするわけぇ~え~え~え~? と複雑な気分でいたら、「じゃあ実機触ってみますか?」と。ラッキー!! はいはい超触りますから触りまくらせてくださ~い!! ......我ながら現金なヤツですなあ。
ラウンドボディに生まれ変わったゼ! 軽量化もしたゼ!!
さてさて、お借りしたのは前述のとおり「ARROWS NX F-06E」の後継機である「ARROWS NX F-01F」。触ってみての第一印象は、前の機種よりほんの少し
ボディ背面は、ラウンドボディと言って、緩やかなカーブを描いている。背面に継ぎ目がない非常に滑らかなカーブなのだが、これは富士通の技術の結晶だとか。このカーブ、キレイだし、手へのフィット感が一段高まった感じでイイですな。
それから、少し軽くなっている。前機種は約163gだったが、この「ARROWS NX F-01F」は約150gになっている。小型軽量化で、ボディデザインも丸みをを帯びた「ARROWS NX F-01F」。前機種の男性的なデザインと比べると、「ARROWS NX F-01F」はより「人にやさしい」デザインとなっている。
そうそう、ARROWS NXのお家芸的な機能である指紋認証も健在。背面にある「指で押して撫でる一連の操作でロック解除できる指紋センサー」は円形になった。試してみたところ、なんかスムーズさがアップ? これ性能高まってませんか? と聞いてみると、形状変更のみならず、指紋認証の精度も向上しているとのこと。
それから防水性能も健在。じつはフルセグ/ワンセグ用アンテナはなくなっていたりして(受信は可能/付属アンテナ付イヤホンケーブルで受信感度UPも可能)、ボタンやフタの類が非常に少ない「ARROWS NX F-01F」なのだ。しかもF-06EはmicroUSBにキャップが付いていたが、今回はキャップ無しmicroUSBで防水を実現! USBケーブルをつなぐたびにキャップをパカパカ開いたりする必要がなくなったので、さらに快適に、より安心して防水性能に頼れる雰囲気になった。ちなみに電源ボタンとボリュームボタンは金属製。メタルパーツの高級感も受け継いでますな♪
軽量化したのにバッテリーは伸びたゼ! 「WhiteMagic」すごいゼ!
そして、気になるバッテリー駆動時間。ドコモ基準のバッテリー駆動時間の計測では、前機種が69.3時間で、後継機の「ARROWS NX F-01F」が91.7時間となっているそうだ。えっ。20時間以上バッテリー駆動時間伸びてますよ!! ソレってフツーに3日間バッテリーが保っちゃうって感じでは!? スゴ!!
てか、あの、なんでこんなにバッテリー駆動時間が伸びたの? 富士通曰く、バッテリー容量の微増もあるにはあるが、とにかく「WhiteMagicディスプレイ」採用の効果がすさまじいとのこと。
まずバッテリー容量も微増だが、前機種が3020mAhだったのに対し、「ARROWS NX F-01F」はそれより180mAh多い3200mAhとなっている。てか、バッテリー容量増えたりしつつ、ボディは小型軽量化してるって、ちょっとスゴいっすね♪
で、今回搭載された「WhiteMagicディスプレイ」。一般の液晶ディスプレイは赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の画素で構成されている。これに対して「WhiteMagicディスプレイ」は、赤(R)/緑(G)/青(B)に加えて白色の画素も使われている。RGB画素に対してRGBW画素と言うそうだ。
一般の液晶ディスプレイの場合、白を表示するとき、赤(R)/緑(G)/青(B)の3色を同時に使う。「WhiteMagicディスプレイ」も白を表示するときには赤(R)/緑(G)/青(B)を同時に使うが、白の画素も使う。この白の画素が画面の明るさを補うため、画素を照らすバックライトの出力を抑えられ、省電力につながっているという。
ちなみに、「WhiteMagicディスプレイ」は輝度を高く設定すればするほど省電力性が高くなり、非WhiteMagicディスプレイとの差が大きくなるとのこと。なるほどね~。
細かい部分も進化しているゼ!
ほかにもイロイロと進化している「ARROWS NX F-01F」。たとえば「クイックフォーカス機能」あたり。これはカメラのオートフォーカスをさらに速くするという機能で、カメラ機能使用時に「ARROWS NX F-01F」本体の向きを検知してより素早くピントを合わせようとして動作する。具体的には、本体をやや上向きにすると「遠景」を、やや下向きにすると「近景」を撮ろうとしているんだなと判断し、素早くピントを合わせてくれる。
ふぅ~ん、とか思って、試しに旧機種と新機種「ARROWS NX F-01F」のオートフォーカスの速さを比べてみた。ら、アラ確かに新機種「ARROWS NX F-01F」のほうが高速。キビキビと合焦する感じ。ARROWS NXのカメラ機能のオートフォーカスはもともと高速なんですけど、さらに速くなって快適っす♪
それと、ARROWS NXにはモーションセンサーを使って端末が使用中なのか使われていないのかを判断してスリープに移行したりする省電力機能の「持ってる間オン」機能があるが、これも進化。インカメラを併用するようになり、さらに賢く消費電力を抑えてくれるようになった。シクミがちょっと凄くて、インカメラがユーザーの目線を判断してるんですって。手に持っている間はスリープに移行しないのに加え、端末を机に置いたりしている状態でも、「ユーザーが端末を見つめている間は画面が消えない」のだ。お~っ、インテリジェント~!!
てな感じの新型「ARROWS NX F-01F」。ヤバいすね。イジるとスゲく欲しくなる。旧機種もかなり良かったが、いろいろな面でその旧機種から進化していて、ん~むむむ、機種変? 機種変? 機種変するのか俺~(汗)!! みたいな気分である。
ともあれ、非常に完成度の高い端末なので、「ARROWS NX F-01F」の実機にぜひ触れてみてほしい。旧機種ユーザーは新旧比べたりしてみると興味深いかもしれない。