2001年は、5年前だが、記事のネタ的には現在に近いものが多くなってくる。
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1位はNTTドコモの「503」シリーズの発売。まだ、スティック型が主流だが、TFT液晶や着メロの搭載など、現状に近い仕様となっている。
2位も携帯電話ネタで、J-フォン(現ソフトバンクモバイル)の新製品だ。
このころの携帯電話は、世代交代後とのスペックの向上が著しく、直接は関係のない部署でも、どの製品が良いか語り合っていたし、当日に機種変更をしてくると、人が群がっていた。携帯電話全体に熱気があった時代といえるだろう。
3位はCPUネタで、人気面ではIntelに肩を並べたAMD製品に対する関心の高さが伺える。
4位は、このあと数年にわたって話題の中心となるセキュリティ問題の始まりだ。“脆弱性”、“セキュリティパッチ”などの言葉を目にするようになるのも、このころからだ。
5位に入っているが、PC業界の逆風は続いており、一時は隆盛を誇ったGatewayが撤退したのも大きな話題だった。同社は、その後、eMachinesとの合併を経て、現在はまた日本市場に復帰しているが、一時のカリスマ性は取り戻せていない。
下位のニュースで目につくのはInternet Explorer 6.0の正式リリース、このあと、実に5年間にわたりメジャーバージョンアップが行なわれないとは、この時は思っていなかった。11月の中旬にはWindows
XPの発売も行なわれ、現在のPC環境の基礎が作られた年でもあった。 |